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本校案内

暁書法学院のご案内

暁書法学院では、漢字(楷書、行書、草書、篆書、隷書)、仮名、条幅が学べます。
また、筆ペン、ボールペン、小筆での年賀状や手紙の書き方など、
日常生活に必要な書式などの書き方の指導も行っています。

アクセス

所在地:大阪市北区堂山町15-4 梅田シティヴィラアクトⅢ406号
4階エレベーターを下り左前方に進んで3つ目のドア 406号 です。

代表者あいさつ

暁径先生_写真原本1.png暁書法学院院長 林田暁径

あけましておめでとうございます 本年は壬寅じんいん(みずのえとら)です
虎という動物は古来から勇猛、威武(強くてたくましい)という言葉で表現されます。
日本にはほぼ虎は自然には存在しなかったのですが、干支に虎(寅)があるので皆様はなじみ深いものだと思われます。
またライオンのいない東洋では、虎は百獣の王と称され、山中に虎がいなければ猿は真に大王である、「山中無老虎 猴子称大王」という言葉が有名です。
また「伴君如伴虎」君と一緒に居れば虎と居るように心強いという意味です。
虎には威厳と権力の象徴があり、「老虎的屁股摸不得」(虎のお屁はなでられない)、お屁を触れるととんでもないことになる。
「老虎的胡子誰敢摸」(虎のあごひげに誰が敢えて触れる)虎のあごひげに触れることはもっての外である。
「老虎的未喫人 様子嚇煞人」(虎未だ人を喰わず、様子は人を殺さんと脅かす)虎の状態はいつも人を喰おうとするかの様子である。等と表現される。
また、「前門拒虎 后門進狼」(前の門には虎が拒ぎ、後の門には狼が進む)一難去ってまた一難。
「羊跑進虎群」(羊走って虎の群れに入る)絶体絶命。等と表現される。
孔子がある日泰山(中国で東岳として崇められる山)のふもとを通った時のことである。
墓の前で泣いている婦人に出会う。
そしてそのお婆さんにどうして泣いているのかと問うと「昔に夫の父が虎に襲われて亡くなりました。また夫も同じように虎に襲われて亡くなりました。そして今、息子も虎に襲われて亡くなりました。」と言った。
そして孔子は「どうして引っ越しをしないのか。」と聞くと「家族が暮らしたここに住みたいのですが、政治が悪いから泣いています。」と答えたという。
孔子はその時に、自己の生徒(孔子と共に旅をしている弟子)に「苛政は虎より恐ろしいものだ。」と述べた。
「苛政猛於虎也」(苛政は虎よりも猛し)悪政が人民に与える害は、虎の害よりも甚だしい。の由来。

その他の虎の語句

借虎威(とらのいをかる)…………狐が虎の威光を借りる。転じて他の権勢に頼って威張る人。
争虎首(こしゅをあらそう)………功名栄達を争う。
喫虎胆(こたんをきっす)…………極めて大胆なこと。
料虎頭(ことうをはかる)…………危険を冒す。
虎拝(こはい)…………人臣が君にまみえる姿。
虎尾春冰(こびしゅんひょう)…………極めて危険なこと。
虎符(こふ)…………銅で作った虎形の符節、漢時代の文帝が将軍に与えた兵を発する符信としたのが始まり。
虎豹不外其爪(こひょうそのつめをそとにせず)…………能ある鷹は爪を隠すと同じ意味。
虎歩(こほ)…………虎のように威嚇しながら歩く。
虎卜(こぼく)…………占いの一種。
虎狼(ころう)…………おそるべき者のこと。中国天下統一した秦の国は、虎狼の国(虎や狼のように暴虐)と恐れられた。
虎王(こおう)…………はりねずみ。
虎擲龍拏(こてきりょうだ)…………英雄が互いに戦う姿。
虎不食児(とらこをしょくさず)…………虎は飢えても自分の子を食べない。
画虎不成(とらをえがいてなさず)…………素養のない人が豪傑の風に倣ってかえって軽薄に陥ること。転じて物事を学んで成り損なうこと。
放虎於野(とらをやにはなつ)…………虎を檻から野に放して自由にさせるように異才ある者に自由を与えて後に禍を招く。
虎生而文炳(とらうまれながらにしてぶんへいなり)…………虎は生まれたときから立派な模様を持っている。転じて英才が幼きにして器量が非凡なこと。
虎痩雄心在(とらやせるもゆうしんあり)…………虎はやせても猛気は失わず。武士は食わねど高楊枝と似た意味。
縛虎不得不急(とらはばくするにはきゅうならざるをえず)…………制御し難いものを取り押さえるには急がなくてはならない。
画虎画皮難画骨(とらをえがきかわをえがくほねはえがきがたし)…………真相は容易に知り難いこと。

題  詠虎   虎を詠ず

潜身鋭爪常窺獵  潜身鋭爪常に猟を窺う
廿里終天不厭窮  廿里終天窮むを厭わず
秋月今年馳野外  秋月に今年野外に馳せる
春風明歳吼花中  春風に明歳花中に吼える
獨持領土無移宅  独領土を持ち宅を移す無し
児落斷崖時養雄  児断崖より落とし時雄を養う
唯我獨尊都得意  唯我独尊都て意を得る
酷冬嘗雪築豐功  酷冬雪を嘗めて豊功を築く

詩意

いつも身を潜めて鋭い爪を持ち獲物を狙っている。
一日二十里も歩き猟をあきらめない。
今年の秋月の夜には野外を走り、
明年春風の中、花咲く野に吼える。
自己の領土を持ち巣を移さない。
子を断崖から落とし雄気を出させる。
自分に誇りを持ち自負してすべて満足するまで頑張る。
酷しい冬も雪をなめてでも成功を遂げる。